Google Analyticsを使っているとリファラースパムの問題がつきまとってきます。
今回はリファラースパムの対策についてまとめます。
目次
リファラースパムとは
ブラウザからのアクセスではなく、プログラムからアクセスし、アクセス元はスパムサイトに偽装しています。
Google Analyticsから確認すると、以下の問題が発生します。
(1)アクセス数は異常に多くなり、正確なアクセス数がわからなくなる
(2)参照元を確認するとスパムサイトのドメインが表示される
どちらも非常に迷惑なのですが、スパムサイトへの誘導は実害があるので要注意です。
リファラースパム対策
完璧な対策は現段階では難しいのですが、ある程度の対策は以下の二つあります。
対策1:Google Analyticsの機能を使う
設定したいビューの設定を開き、「ボットのフィルタリング> 既知のボットやスパイダーからのヒットをすべて除外します」のチェックをONにし、保存します。
対策2:フィルタ機能を利用する
リファラースパムはドメインがわかるので、Google Analyticsのフィルタ機能を利用することでも防ぐことができます。
ただし、スパムドメインはすぐに変わってしまうため、新しいスパムドメインのアクセスは追加設定をする必要があります。
設定についてはアカウント>プロパティ>フィルタを開き、フィルタの種類をカスタムで作成します。
設定は以下のようになります。
最後に
リファラースパムの根本的な対策はないのですが、ある程度の対策はできるので、正確なアクセス状況を安全に確認できるように最低限の設定は入れておくことをおすすめします。