Laravel5.7のその他に関するヘルパーその1です。
abort()
HTTP例外を発生させます。
HTTPステータスコードは第1引数で設定した値を返します。
第2引数にカスタマイズ用のエラーメッセージ、第3引数にヘッダーを指定することもできます。
abort(403);
// HTTPステータスコード403を返す。
abort(403, '403 error message', ['aaaa' => '1111', 'bbbb' => '2222']);
// HTTPステータスコード4043エラーを返す。
// 「403 error message」をカスタマイズ用エラーページで使用できる。
// HTTPヘッダーに「aaaa:1111」「bbbb:2222」が追加される。
abort_if()
第1引数に条件を指定し、trueの場合、abort()と同じようにHTTP例外を発生させます。
パラメーターはabort()のパラメーターと同じものを第2引数以降で設定できます。
abort_if(1 == 1, 403);
// HTTPステータスコード403を返す。
abort_if(1 != 0, 403);
// HTTP例外は発生されない。
abort_unless()
abort_if()と条件判定が逆で第1引数の条件がfalseの場合、HTTP例外を発生させます。
abort_unless(1 != 1, 403);
// HTTPステータスコード403を返す。
abort_unless(1 == 1, 403);
// HTTP例外は発生されない。
auth()
authenticatorインスタンスを取得します。
// Laravelの認証を実装していることを前提
echo auth()->id();
// ログインしているユーザーIDを取得
echo auth()->user();
// ユーザー情報を取得
echo auth('web')->user();
// ガードインスタンスを指定してユーザー情報を取得
back()
直前のページにリダイレクトします。
第1引数はHTTPステータスコード、第2引数はHTTPヘッダー、第3引数は直前のページが存在しない場合に表示するページを設定できます。
return back();
// 直前のページを表示
return back(302, ['aaaa' => '1111'], 'http://localhost');
// HTTPステータスコードは302、aaaa:1111をHTTPヘッダーに設定し、直前のページを表示、直前のページがなかったらhttp://localhostを表示