Laravelをインストールするとユニットテストもすぐ利用できる状態になっています。
まずディレクトリ構成の確認と、簡単なテストを作成してみて基本的な動作確認をしてみます。
ディレクトリ構成
Laravelをインストールすると、インストールディレクトリ直下にtestsディレクトリが作成されます。
このtestsディレクトリにテスト関連のファイルが格納されています。
├── CreatesApplication.php
├── Feature/
│ └── ExampleTest.php
├── TestCase.php
└── Unit/
└── ExampleTest.php
Featureディレクトリ配下のテストは機能テスト、Unitディレクトリは以下のテストはユニットテストが格納されています。
ただし、ディレクトリ構成はサンプルの通りである必要はないため、自由に変更することができますが、変更した場合はLaravelインストールディレクトリ直下にあるphpunit.xmlのtestsuitesディレクティブを編集する必要があります。
テストの作成
php artisanコマンドで簡単に作成することができます。
// Featureディレクトリにテストを作成
php artisan make:test Example01Test
// --unitオプションをつけるとUnitディレクトリにテストを作成
php artisan make:test Example01Test --unit
テストの実行
vendor配下のphpunitを実行します。
# Laravelインストールディレクトリにいる場合
./vendor/bin/phpunit
結果はこんな感じで結果が表示されます。
PHPUnit 7.5.2 by Sebastian Bergmann and contributors.
....... 7 / 7 (100%)
Time: 1.23 seconds, Memory: 14.00MB
OK (7 tests, 7 assertions)